母乳性血便 生後2か月の赤ちゃんのうんちに糸状の血
2022/05/20
赤ちゃんのうんちに糸状の血が出た!
赤ちゃんのお世話の基本中の基本、おむつがえ。
赤ちゃんのうんちは健康のバロメーターとしてとても重要です。
母子手帳の中でも、うんちの色をチェックするページがあるくらい大切です。
毎日の子育ての中で、いつもと違ううんちだったら、それだけで一大事です。
ある日、うんちに糸状の血が・・・
赤ちゃんが生まれてすぐは、一日20枚前後のオムツを使います。
赤ちゃんは、20回以上うんちとおしっこをしてるんですね。
うちの子は、オムツを開けるたびにうんちをしている、
とても快便な赤ちゃんでした。
でも、ある日
いつも通りにオムツをかえようとしたら、
うんちの中に糸状の血が混じっているではないですか!!
慌ててかかりつけ医に電話したら、
「いっぱいうんちをする子は、お尻が痛んで血が出ることがある」とのこと。
しばらく様子を見ることにしました。
でも、三日たっても、いっこうになくなりません。
そこで、うんちのついたオムツを持って、病院に行きました。
母乳による血便ですね!
受診した結果は、
「母乳性血便」でした。
母乳を飲んでいる子に多い症状だから、そんな名前が付いたそうです。
おっぱいが原因なのかと、衝撃でした。
詳しく話を聞くと、
① 生後2~3か月ごろの赤ちゃんにみられる症状。
② 母乳で育っている子どもに多い。
③ 一回だけで終わる場合もあるし、何回か続くこともある。
④ 生後6か月ぐらいには自然に収まる。
生まれたばかりの赤ちゃんの腸は未熟で、
ちょっとした刺激ですぐに傷がついてしまうそうです。
この母乳による血便は生理現象で、
赤ちゃんが病気にかかったというわけではありません。
母乳育児を中断する必要はありません。
赤ちゃんが元気で普段通りなら、問題ないそうです。
しかし、生理現象で血が出るって・・・。
大事にならなくてよかったけど、慌ててしまいました。
おわりに
お母さんは、赤ちゃんの一番身近な看護士さんです。
毎日の子育てで、
子どもに起こる小さな変化を敏感に察知する能力を、
お母さんは日々磨いているんですね。
赤ちゃんについて、少しでも不安に思うことがあったら、
自分が気づいた違和感を信じて、病院を受診してみましょう!
子育てって、本当に知らないことだらけです。
不安に思うなら、その不安をまず取り除きましょう!!