トイレトレーニング

3才からのトイレトレーニング 私の進め方②

2023/09/14

スポンサーリンク

今、息子は3歳3か月です。

やっとオムツ卒業の兆しが見えてきました。

前編では、

・トイレに行けるようになった。

・パンツをはくようになった。

・おしっこがトイレで出るようになった。

ここまでお話ししました。

残す課題は

・自分でおしっこしたいと言える。

これができたら卒業も間近です。

でも、やっぱりすぐには進みませんでした。

 

パンツが濡れても平気!!

晴れてトイレでおしっこが出るようになった息子ですが、

依然、誘わないとトイレに行きません。

ほっておいたら、気にせずオムツでおしっこします。

パンツでも、気にしません☆

 

濡れても気持ち悪いと思わないなら、

逆転の発想で、

いつもきれいなパンツの状態にして、

それが普通になれば、

パンツが濡れることの気持ち悪さに

気づくのではないか!

その希望にかけることにしました。

 

トイレトレーニングを開始する目安に、

「おしっこの間隔が2時間程度になる」

というのがあります。

息子はだいたい1時間半未満でした。

平均よりも短いですが、目安が分かるととても誘いやすいです。

 

思惑通り、トイレでおしっこする回数が増えていきました。

 

でも、トイレに自分から行こうとはしません。

誘って、誘って、誘ってばかり。

そんな生活が3か月続きました。

 

自分からおしっこが出る前に教えてくれない!

3か月、根気よくトイレに誘いましたが、

なかなか息子から「トイレに行く」と言いだしません。

 

むしろ、

遊びを中断してまでトイレに行くのは面倒だ!

オムツにするほうが楽!

と思っているようで,

トイレに誘っても、ただでは行かなくなりました。

 

なだめてすかして、あの手この手で誘いますが、

だんだん正直疲れてきました。

 

転機は下の子のテープ型オムツ!!

なんでうまくいかないのか。

またトイトレを中断しようかと思ったある日のことです。

 

息子のオムツを替えようとしたら、手近にオムツがありません。

うちには息子よりも2歳下の娘がいますが、

娘のテープ型オムツしかありません。

なんだか面倒になり、私は思わず息子に

「娘ちゃんのオムツをはこうか!」と言いました。

 

すると息子が、びっくりするぐらい嫌がるではないですか!!

 

あれだけ濡れたオムツも濡れたパンツも嫌がらないのに、

娘のテープ型オムツをはくことは断固拒否しました。

 

息子には申し訳ないですが、

私は内心「この手は使えるぞ!」と思いました。

 

その日から、

「パンツが濡れたら、娘ちゃんパンツになるよ」

というと、息子はトイレに行くようになりました。

 

正直、脅してトイレに行かす方法なので、

あまり使いたくありませんでした。

でも、息子のオムツに対する意識を変えるには、

とても効果的でした。

 

ごっこ遊びを通じて、自分から進んでトイレに行くようになる!

娘ちゃんパンツ作戦で、

息子のトイトレに取り組む意識が変わり始めました。

 

そんなか、本屋さんで

「おしっこ おしっこ どこでする?」

というトイトレの本を見つけました。

 

とても簡単な内容で、

3才の息子には幼すぎるかな?と思いましたが、

試しに買ってみました。

 

さっそく息子に読んであげると、

ものすごく喜んで、ケラケラ笑いながら

何度も読んでと催促します。

 

絵本を買ってから1週間、その本ばかり読み続けました。

 

息子が絵本を気に入ったのはいいけど、

あんまりトイトレに関係なかったな。と

ちょっとがっかりしだしたところで、

息子が行動に出ました。

 

「おしっこ おしっこ どこでする?」のごっこ遊びを始めだしたのです!!

 

私がトイレに誘うと、

本の内容をセリフとともに

忠実に再現して、遊びながらトイレに行き、おしっこをします。

 

おしっこを我慢するシーンをマネして、

トイレが間に合わなかったこともありました。

 

ごっこ遊びを通じて、

今度はおしっこを意識できるようになりました。

 

娘ちゃんパンツ作戦も並行していましたが、

子どもが楽しく取り組めるので、吸収も早いです。

 

2週間ほどで、自分から「おしっこしにいく」

といえるようになりました。

 

はじめて息子が「おしっこしたい」と言った時

思わず二度聞きしちゃいました。

ほんと、うれしかったです。

 

まだまだ完了ではないけれど・・・

娘ちゃんパンツ作戦をはじめて1か月。

ごっこ遊びをして2週間。

ようやく卒業の兆しが見えました。

 

まだ、遊びに集中していたら、失敗します。

家以外のトイレには行きたがりません。

 

でも、家でできればあと少し!

本当に気が楽になりました。

 

こうして振り返ると、

トイトレはじめて9か月余り・・・。

本当に長かったです。

 

でも、ふと思いました。

たった9か月だったの?

・・・もっともっと長く感じました。

 

きっと、先が見えないから、

永遠に続くみたいで、長く感じるんですね。

 

人生の中の9か月って、過ぎてしまえば短いです。

きっと、先輩ママさん達も、トイトレでいろんな苦労があったんだと思います。

でも、終わりがあると知っているから、

「気に病まないことだよ」とアドバイスしてくれていたんです。

 

ようやくゴールが見えた今、気づくことができました。

 

トイトレがうまくいかなくて悩んでいる人は多いと思います。

そんな時は、気分を変えて、

別の方法を試してみたり、

トイトレを中断して、親子でリフレッシュしてください。

 

それを繰り返していたら、

子どもにぴったりのいい方法に出会えたり、

いつの間にか、子どもの体と心が成長していたりします。

 

がんばるけど、がんばらない。

難しいですが、皆さんのトイトレがうまくいきますように!

スポンサーリンク    

あわせて読みたい記事

-トイレトレーニング